世界の環境教室

【スウェーデン】年間13万円の節約ができる未来型シャワー!発想の原点は宇宙船

宇宙で生活を送る宇宙飛行士は、どこから水を得ているのでしょう?
現在、まだ100%ではありませんが、ほぼ宇宙船内の水をリサイクルできるようになっているのです。

そこに注目したのが、今回ご紹介する節水シャワー。
宇宙船では新たな水を補給しないまま、飛行士たちは何年間も生活します。
宇宙で出来るなら、地球上でも同じことができるはず。
スウェーデンの産業デザイナーが開発したこの未来型シャワー。
「オルブシス・シャワー」といい大学在学中に考案したのです。

意外と多いシャワーの水量

一般的に10分間、シャワーを浴びると、使う水の量は約150リットルされています。
実に2リットルペットボトル75本分を消費しているのです。

もったいないと思いませんか?
しかし!
このオルブシス・シャワーなら約5リットルと30分の1に抑えことが出来、さらに繰り返し使うことができるのです。

結果として水の消費を9割以上、エネルギー消費を8割も減らせることが可能。
年間の水道光熱費にして1000ユーロ(約13万円)の節約になるという。

仕組みはどうなってるの??

たった5リットルの湯を循環させるだけで、快適にシャワーが浴びられる。
それは本当か??

宇宙船内と同じように、「閉じたループ」の中で水を循環させるシステム。

シャワーヘッドから出てきた湯を排水口に集め、一瞬のうちに飲料水レベルまで浄化したうえで、再びシャワーヘッドへ吸い上げる。短時間でリサイクルするため湯の温度はほとんど下がらず、ほんのわずかな再加熱で済むという訳。
湯の勢いが強く、安定しているのも特長です。

NASAのプロジェクトに採用

現在このアイデアは米航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センターとの共同プロジェクトにも組み込まれています。

米環境保護局(EPA)の統計によると、アメリカ人が1年間でシャワーに使う水の量は計約4兆5000億リットル。

一方、世界では米国民の3倍となる9億人の人々が、きれいな水を使えない地域で生活を送っています。
オルブシス・シャワーの技術は、単に水の節約にとどまらず、途上国への飲料水供給や水不足の地域での節水にも活用できます。

マジュビさんいわく
「次の段階はできるだけ多くの人にこれを使ってもらうこと。テーマは水の節約にとどまらず、地球の資源をいかに賢く使うかということだ」と話しています。

-世界の環境教室
-, , ,

Copyright© Dear Feature , 2020 All Rights Reserved.