世界の環境教室

【インド】深刻なインドゴミ問題を解決か?? ゴミを財産にする救世主現る

世界人口第2位のインドは、過去に中国が歩んできた道を突き進もうとしています。
それが大気汚染とゴミ問題。

大気汚染は中国同様に、空はグレーに覆われ、都市部ではマスク無しでは移動できない日あるのです。
また人口の急速な増加と経済発展による車の増加に始まり、生活からの排出エネルギー。
そして工場などから出される有害物質が大気汚染の原因となっています。

またインドでは、人口の増加と急速な経済成長によって、ゴミの量が年々増加し深刻な社会問題になっているのです。

日本の約4倍の24万トンのゴミが流出しているインド。
人口が過密している都市部ではごみの処理が追いついていません。

ゴミが大気汚染の原因に??

ゴミの回収は公務員がやる訳ではなく、さらに分別もなし。リサイクルの仕組みも整っておらず、廃棄されたゴミは埋め立て場所に運ばれ、高く積み上げられゴミの山が各地に散乱しているのです。
そのため、周辺では衛生環境が悪化、処理場の不足も大きな課題になっています。

こうしたごみの山は、雨の日にになると、ごみが崩れ、近くの川に大量に流れ込み、海へと運ばれます。
また、ゴミを原因とした大気汚染は、冬場に最悪の季節を迎えます。

それは、貧しい人たちが暖をとるためにゴミを燃やすため。

ダイオキシンを生み出すプラスティックなどはよく燃えるため、好んで燃やされるというのです。

そんな中、インドのゴミ削減のカギを握ると期待されているのが、インド特有の昔ながらの職業の人たち。

経済発展以外にゴミが増えたワケ

ゴミ問題はインドが長年持ち続けているカースト制度が大きく影響しています。
最近では、職場や教育と言った場所では、カーストは撤廃されていますが、まだ依然としてインド社会でカースト制度は残っています。

そのカースト制度の中にいる人たちが、ゴミを回収する訳ですが、実は最近、その回収業が注目され、大気汚染の救世主とみられているのです。

その救世主が、ゴミを収集して生計を立てる「カバディワラ」と呼ばれる人々。

回収するのは家庭から出る紙やペットボトルなどの資源ゴミ。
ゴミを分別し、1キロあたり数十円でリサイクル業者に売り、日々の収入を得ています。

このカバディワラの人々は、ゴミ回収の最近ネットワークを形成し、リサイクルの効率を上げているのです。
その結果、資源ゴミの回収量が1.5倍に増加。

カバディワラの人々が収入を上げてることと比例して、市民のゴミ回収の意識が高まり『ゴミは財産だ』と考える人がが多くなったと言います。

-世界の環境教室
-, ,

Copyright© Dear Feature , 2020 All Rights Reserved.