世界の環境教室

殺虫剤、農薬の使用を禁止したフランス 2022年家庭菜園もすべてオーガニックに

農業大国として有名なフランスですが、農業をするということは、「農薬」を大量に使う事になります。
日本では依然として、農薬の禁止はありませんが、フランスでは、市民の健康と、生態系を守るため、農薬の禁止を進めているのです。

家庭菜園・公園での農薬が禁止

首都のパリを含む5つの都市では殺虫剤の使用が禁止されています。
殺虫剤禁止に踏み切ったのは、パリに加え、北部リール、西部ナント、南東部グルノーブル、中部クレルモンフェラン。

主な理由としては、
・生物の多様性を存続させること
・市民の健康の保護の必要性があること

とはいえ以前から、公園や緑化スペースにおいて、公共機関が合成殺虫剤を使用することはすでに法律で禁じられていました。
その禁止が、都市部にも拡大し、殺虫剤禁止となったのです。

そのため、フランスでは個人の庭でも合成殺虫剤の使用が禁止されており、天然成分のもの以外は使用が認められていません。
政府は住宅地から5〜10メートル以内の範囲での殺虫剤の使用禁止を提案していますが、環境活動家らからは、それでは十分な施策ではないと批判を受けています。除草剤や殺虫剤、除菌剤は大気汚染の原因になるとも言われおり、

農薬が当たり前のように使われた結果、ハチの生態系に悪影響を及ぼしました。
そのため、2022年に家庭菜園においても農薬の使用を禁止すると発表されました。

しかし、フランスでは家庭菜園での農薬使用率は全体のわずか5%。
あとの95%が農家によるものであるため、この法律にはあまり効果がないとの見方もあるのです。

-世界の環境教室
-, , ,

Copyright© Dear Feature , 2020 All Rights Reserved.