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【フィリピン】ミミズブームが到来する未来 ゴミ問題解決の救世主に

年々増えるゴミ問題。
例えばアメリカで毎日捨てられる生ゴミのおよそ45%が、野菜やフルーツのくず。
国連環境計画(UNEP)によると、その総数は年間約13億トン。

これらの生ゴミによって、温室効果ガスの排出、そしてゴミ処理における税金の無駄遣いが発生している現実があるのです。

そこで、この生ごみの救世主として期待されているのが、ミミズ!!
もちろん、これで世界で起こるゴミ問題は解決できませんが、家庭から出るゴミの減少につながり可能性が大きいのです。

フィリピン都市部で定着したミミズ処理

ごみ増加に悩むフィリピンの都市部では、ミミズを活用した処理法がスタンダードになりつつあります。
フィリピンでは焼却場の建設が法律で認められていないため、一部の地域では生ごみの悪臭が発生。
そこで、採用されたのがミミズコンポスト。

食品廃棄物を有機肥料に替えるコンポスト。そのシステムはご存知の方も多いと思います。
原理は簡単で、蓋をした容器をミミズの家にし、そこへ定期的に(1日に1回、3日に1回多めになど)生ごみを与えると、ミミズがそれを食べて堆肥になるという仕組み。

パリではミミズコンポストを無料配布

「パリのコンポスト計画2016-2020」というゴミ軽減の政策を打ち出しているパリ。
そこで、2017年から市民にミミズコンポストを無料配布したのです。
配布と同時に希望者が殺到し大人気になっています。

ミミズコンポストのDIYとは??

自宅が簡単にミミズコンポストはDIY出来ます。
毎日出る生ごみの量を自分で判断し、容器の大きさを決めます。
ミミズは容器の中での快適さを判断しながら繁殖するため、増え過ぎる心配はない。

ミミズの平均寿命は2年と言われ7、8年生きる場合もあります。
与えていいのは、野菜や果物のくず、炭水化物(ごはん、パン、麵)、茶殻、草花のほか、ミミズが紙の繊維を摂取できるように段ボールや新聞紙などを与えてもOK。

注意点

柑橘類やネギ類、辛味や酸味の強いものなど、与えてはいけない生ごみもあります。

生ごみを与え過ぎて腐ったりしなければ、容器が匂うことはありません。
日本でも通信販売でミミズコンポストが販売しておりますので、巣ごもり生活や、生ごみを多く出す家庭で作ってみはいかがでしょうか?
購入すると補助金が出る自治体もあるそうです。


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